部品名の話のついでに、人によりメーカーによりいろんな呼ばれ方をしてる物があるぞ、というお話を少々・・・例としてまずはクラッチの部品です。
外側で回っている、フリクションプレートがかみ合っているアレの名前は、クラッチハウジング、クラッチアウター、クラッチバスケット・・・
内側の、クラッチプレートがかみ合っている方は、クラッチボス、クラッチハブ、クラッチセンター、クラッチインナー、クラッチドラム・・・まだあったら教えて下さい。
他にもディスクブレーキのディスクはブレーキディスクの他ブレーキローターとかディスクローターとか、中には「ディスク板」とちょっと妙な俗語で呼ぶ人もいますね。あと、フローティングディスクの中側のやつはインナーローターの他ローターベルという名前もあります。
うちではハーレー屋さんにお仕事をいただいた時、ハンドルポストを「ライザー」と呼んでいて一瞬「?」だったことがありました。(もう覚えたぞ)また、国産車でも昔はリヤサスのスイングアームのことを「リヤフォーク」と称していたメーカーがあったとかなかったとか・・・。
私は「煩雑なので統一せよ!」などとは申しません! むしろちょっと楽しいですよね。クラッチバスケットなんて言い得て妙、確かにカゴの形をしています。
いっぱい名前があっても、どれで呼んでも人には通じそうです。しかし、そうも言ってられない物が他にありまして・・・次回に続く。