そしてある日。気が付くといつの間にか左のサイドカバーがぐにゃりと変形しています。その内側にあるレギュレートレクチファイアの発熱のせいのようです。充電機能など特に不具合はないのですが・・・。
この部品、冷却フィンがいっぱい付いている位なので確かに発熱するものなのでしょうが、サイドカバーが変形するほどというのはやはり異常な感じなので、これも交換することにしました。新品の純正は買えます。当時物とは部番も外観も変わって新しい機種と共通化されたようです。これがけっこう高かった・・・(泣)ヤフオクには沢山出品されてますね。外国製(中国?台湾?)の社外新品なんてのもありました。実は一回これは、という物に入札したんですが、落札出来ず早々にあきらめたのです。
サイドカバーの方はすんなり落札できたのでこれに交換です。少しくらい割れてても今では「プラリペア」という強い味方がいるので気になりません。しかしこのプラリペア、今さらながら素晴らしい商品ですね!! 割れたノーマルカウルが元通り以上の強度で直るなんて昔じゃ考えられなかったです。輝くバイク用品大賞、殿堂入り決定です。
サイドカバー内側には念のため断熱材を張っておきました。以後同じトラブルは起こっていません。
その後、ひょんなことからキャブレターが故障していることが発覚するのですが、その修理の顛末はまた別の機会にねちねちと長話をしたいと思います。
私の体験したトラブル、といえば今のところこれくらいなのですが、細かい事を言えばちょっとした整備ミスの痕跡のようなものはそこここに発見できます。古い中古車なのでこれもある程度はあります。時間を見つけては各部手入れをして直しています。
その他、寿命を迎えた消耗品をあれこれ替えてますが、こういうのは”トラブル”とは言いませんね。しかしこれの出費も結構ばかにならず、古いバイクを買うと少なくともしばらくの間は出費が続くものだと思っていた方がいいのかもしれません。でも少しずつ愛車が完調に近づくのはとても楽しく、これも旧車趣味の醍醐味なのかなー、と気が付かされました。