• 静岡県沼津市のバイク特注カスタムパーツ製作工場。GPZ400Rパーツ販売中。

GPZ400R ブレンボキャリパーブラケットキット リヤ

GPZ400R ‘85~’88(D1~D3)のリヤに、ど定番のリヤキャリパー、ブレンボ2ポット84mmピッチ(カニ)を装着するためのブラケットキット(キャリパーサポート)です。キャリパーがアクスルの下に付くタイプになります。ノーマルのトルクロッドをそのまま使います。

リヤキャリパーブラケット

フロント用共々、職人(私です)が技巧を凝らして汎用フライスにて削り出した製品です!大変手間がかかっています。弊社削り出しパーツ商品には、特別に「汎用本造り オーパーツ」のブランド名を与えております。ご堪能くださいませ。

 

キット内容
商品の内容です。
リヤキャリパーブラケット
「材料費」がとてもかさむ形状となってしまいました。完成形からはイメージしにくいですが、これはとても大きなブロックから削り出されています。
リヤキャリパーブラケット
裏面です。

 

価格:¥55,000(税込)  ※送料サービス対象商品です。

 

適合車種 :GPZ400R ‘85~’88(D1~D3),  GPZ600R, FX400R各年式。 ディスク径φ250mm、板厚6mm、又は5mmに適合。

 

適合キャリパー :ブレンボ84mmピッチ2ポットリヤキャリパー 新カニ(20.B852.〇〇、20.B851.〇〇)削り出しリヤキャリパー(120.A441.〇〇) 。

※※旧カニ(20.5161.〇〇)も使えます。が、パッドがディスク外周からわずかにはみ出しますので、はみ出し分をやすりで削って装着して下さい。新カニ合わせのブラケット寸法だとこうなってしまいます。一般に旧カニと新カニは互換性があるとされていますが、良く良く調べるとこのような微妙な”アライメントの差異”が認められます。旧カニ合わせの寸法にすればどちらも使えて万々歳、となりそうなのですが、旧カニのパッドは上下に長いので、それだと今度は内周側がディスクからはみ出してしまいます。つまりGPZ400Rのリヤディスクはパッド当たり幅が旧カニのパッド上下幅より狭いのです。

旧カニ
「旧カニ」装着例。

リヤキャリパーブラケット

 

 

現在在庫: 有り

 

○社外5mm厚ディスクに対応した設計になっています。ノーマル6mm厚ディスクで使用の場合は、付属のシムをキャリパーとブラケットの間にはさんでください。

 

○材質は高強度アルミ合金A2017を使用しています。白(シルバー)アルマイト仕上げです。

 

※ 鋳造ボディのカニシリーズは、ロゴの向きからも分かる通り本来はアクスル上付け用のキャリパーとなります。下付けのブラケットで使用の場合、装着状態のままではエア抜きがうまく出来ないはずです。エア抜き時にはブラケットからキャリパーを外し、ディスクの上半分に仮置きする(なるべくキャリパーのエア抜き経路がピストンの真上になるように)などして行う必要があります。走行には何の問題もありませんが、その点をご了承ください。

というわけで上付けタイプの併売も検討したのですが、ノーマルトルクロッドの兼ね合いから思いのほか複雑な形状になってしまいそうでコストメリットが無いという点、カニのエアブリードの向きからすると上付けにしたところでどのみちやはりキャリパーを外して傾けないとエア抜きがうまく出来なさそう、という点からやめました。カスタム好きの方は「下付け」のスタイルを好む方が大半でしょうし・・・。

ちなみにこの「キャリパーを外して後ろ倒しに傾けないとエア抜きが出来ない」は、GPZ400Rのノーマルリヤキャリパーもそうです。このキャリパーは他機種のフロントと共用部品なのでエアブリードの向きが芳しくないのです。ノーマルリヤキャリパーで「エア抜きしてもタッチが出ない!」とお悩みの方は、キャリパーを外して後ろ倒しにするやり方をお試し下さい。