さてエンジン編の途中ではありますが、正直ここまで金が掛かるとは予想外で只今小休止中でございます。というわけで苦し紛れの箸休めパート2でまたまたショックの話を。私のGPZ400Rに、GPZ600R用YSSリヤショック”MS456”(現行モデル名”MX456-TRW”)をむりやり付けてスッタモンダ、の話で散々引っ張ったのですが、その後も何か気が付くと色々細かくいじって遊び続けている次第であります。長いこと遊べていい買い物となりました!
とりあえず出来上がっていたセッティングはこんな感じです。
| ショック長 | ばねレート | イニシャル | 伸側アジャスター | 低速圧側アジャスター | 高速圧側アジャスター |
| 310mm
(ノーマル+5mm) |
80N/mm | 11.5mm | 最強から24ノッチ戻し | 最強から15ノッチ戻し | 最強から16ノッチ戻し |
その後しばらく乗り続けて思うのは、やっぱり「リヤタイヤ摩耗による車高低下」の影響をかなり感じる、という事です。このバイクに乗り始めたころにはほとんど気が付かなかったのに、ずっと乗り続けているうちに段々とこういう細かい違いが気になるようになって来ました。逆に最初にちょっと感じた「アンチダイブメカの違和感」などはすぐに慣れてしまって「全く普通」になってしまっています。人間とは不思議な物です。
で、 その車高の補正はリヤのイニシャルで・・・という方針だったのですが、それをガンガン掛け増していくのも途中で何となく気が引けてきたので(乗車1G沈下量がどんどん減って行ってしまう)、結局ショック長を1mm伸ばしました。という事はタイヤを新品にしたらまた戻さなければならず、面倒なのですがとりあえずこうする事にしました。
と、ここまではいいとして、ちょっとした問題が出てきたのです。とあるなかなかの高速コースなワインディングロード(通称「セクター1」←馬鹿)を走った時、リヤの減衰不足の症状(ぶわんぶわん)がけっこう大きく出たのです。じゃあ伸側アジャスター1ノッチ掛けだ!となったんですが、実はこれ答えから言えば原因はサスセッティングではなく「すり減ったリヤタイヤ」です。後日リヤタイヤを新品に替えたら止まりました。つまりこのリヤタイヤ、DUNLOP アローマックスGT601は、使用限度近くまですり減ってゴム層が薄くなると「ダンピング不足」になってしまうのです。「減ってるのは真ん中だけでショルダーはバリ山だから峠では大丈夫だゼ!」という峠のあんちゃん的発想は通用しないのです。(それでもこのタイヤ好き。いいタイヤだと思います。)
しかしこの時はこういう確信もなかったので、やっぱりリヤショックをいじってみたのです。「伸側1ノッチ掛け」です。タイヤが震源のぶわんぶわんなのでそれで治るはずはないのですが、多少良くなったようには思えるのですね。これが。(共振点がずれた?)なのでこれでしばらく乗ってみたのです。
「伸側1ノッチ掛け(23ノッチ戻し)」で何か弊害はないか?とは思いますがまあ悪くないです。が、何となくしっくりこない気もしてきました。(だから24ノッチ戻しに決めたんだったな。そういえば)交差点でリヤが滑る、が2度ほどあり”メカニカルグリップ”が低い様にも思えます。
この伸側アジャスターはご存じ「通常タイプ」ですから、圧側減衰も同時に強まっていることになります。メカグリップ云々はこのせいだと思うので「圧側アジャスター」を触ってみましょう! 以下次回へ。(だから原因はタイヤだって言ってんだろ。これはハマるパターンの典型です。しかしサスはハマったら「元に戻せばいい」のです。)
